映画をパソコンのDVDで観ることがある。 なぜだかわからないのだけれど、TVの再生で観たときと違って、 パソコンで観るとスケッチをしたくなる場面がちょいちょいあるんだ。 「ぼくの伯父さん」 ジャック・タチ監督 これは、この下宿屋の廊下の動線が気になって。 「インサイド・ルーウィン・ディヴィス」 これも集合住宅、廊下の突き当たりが三角に突き出ていて、 その2辺に扉がついている、とても不思議な感覚をおぼえる廊下。 「セラフィーヌの庭」 主人公のいちばん落ち着く家は木の下、そう思わせるラストシーン。 ルドゥーという建築家のスケッチを思い出させる。 (「貧者の家」というタイトルで木の下にひとり座っている スケッチを描いた建築家。家の起源をイメージしたと言われている。) スケッチをしたくなる映画をみたあとは、 ちょっと得した気分になるんだ。
by tutetoka
| 2016-10-08 06:15
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