もうすぐはじまる現場とあと少しで引き渡す現場。 もうすぐの方は今週、地盤調査。 土の中のことについてはいつも 「神様、お願い!」って感じです。 あと少しの方は今週、クリーニング。 出入り自由であるのも今週かぎり。 また娘を嫁に出す気分になる日が近づいてきた、 娘を嫁に出したことは、まだないんだけどね。 玄関入った廊下から正面に初島が見えるようにと計画したけれど、 工事のあいだににちょっと島が動いたみたいだ。 こどもたちの家の使い方を眺めていると、 家がトレーニングマシンのように見えてきた。 元気になかよく大きくな〜れ。 先週、時間の隙間をつくってフェルメール展をみた。 夜間開館はありがたい。 入るときはフェルメール、出てきたときはホーホ。 オランダではこの時代、労働者はビールで栄養を補っていたそうだ。 平均的市民は1日大びん一本くらい飲んでいたみたい。 そして赤ん坊も! 離乳のために、子どもへのビールを推奨したと説明にある。 下の絵の子どもが母親から渡されているのは「ビール」 展覧会で気になった絵は三枚。 そのうちの一枚、絵葉書になっていたので購入。 背景の家のつくりが気になったんだ。 天井にみえるおそらく階段であろうでっぱりが むこう側の部屋にどんな感じであらわれているのかな?と想像していたら、 階段室という部屋のイメージが湧いてきた。 もう一枚もホーホの絵だった。 デューラーのヒエロニムスの絵に色がついたような絵。 そんな感じの絵が何枚かあったけれど、その中でとくにドッキっと感じた絵、 絵葉書の絵の隣に掛かっていた。 三枚目はフレルの「子供と本を読む女のいる室内」 オランダのこの時代の絵の 窓と光の表現はとても参考になった。 バラガンやカーンの住宅に感じる雰囲気と共通したなにかがある。
by tutetoka
| 2008-09-28 07:58
| 工事記録4
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