新国立競技場のコンペ要項が新聞発表された。 新国立競技場コンペ サッカーやラグビーを見に行く競技場、こんな身近な場所が変わる。 新聞を読んでちょっと興奮するような文言、 ワクワクしながら要項を読んでみたら...? 質疑書を送りました。(以下内容) 日本スポーツ振興センター理事長河野一郎様 新国立競技場国際デザイン競技審査委員長安藤忠雄様 新聞・HPの言葉に気持ちが高ぶりました。 『そのプロセスには、市民誰もが参加できるようにしたい。 専門家と一緒に、ほんとに、みんなでつくりあげていく。 「建物」ではなく「コミュニケーション」。 そう、まるで日本中を巻き込む「祝祭」のように。』 とてもワクワクしてくる文章です。 建築設計の知識を持たない人でも、 アイデアが出せるんだ!という気持ちを抱いた人もいるでしょう。 スポーツの分野だけでなく 音楽や映像、アート、イベント...いろんな立場の人たちが、 さまざまなイメージやアイデアを!そんなワクワクする気持ちが、 参加資格条件を読んで、急激に萎んでしまいました。 新聞の見開き一面の広告からイメージした自由が、 参加資格条件に反映されていないのはなぜでしょうか? 要項には公開設計競技と謳わずに公開デザイン競技としるし、 基本構想デザイン案を募るとあります。 しかしこの競技に参加出来るものは、 1.5万人以上のスタジアム設計の経験者だけです。 この条件は「みんなで」というコンペの主旨から 遠くはなれたところにあると感じます。 新聞広告のなかにある、スポーツ、コンサート、文化・芸術の発信基地、 新しいスタジアムを新しい創り方で。 とても素晴らしいこのコンセプトを実現するためには、 参加条件がせますぎると感じます。 資格条件の再考をお願いいたします。
by tutetoka
| 2012-07-22 11:56
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